大会会長のご挨拶

第34回全国介護老人保健施設大会 宮城
大会会長 小林 誠一
(公益社団法人全国老人保健施設協会 宮城県支部長)

小林 誠一

第34回全国介護老人保健施設大会は宮城県で開催させていただくことになりました。北海道・東北ブロックの代表として喜びと責任を感じております。

今大会のテーマは「地域共生社会の復権と老健~デジタル化時代の絆~」といたしました。東日本大震災を経験し、地域共生社会の必然性を目の当たりにした私達は、全ての世代が繋がり、一人一人が生き生きと地域で暮らせる社会を作ろうという考え方を、新たな概念ではなく伝統的な社会システムの“復権”と捉えました。地域を支える「老健」としてこの復権にどう貢献すべきなのかを、東日本大震災を経験した“東北の地”から提言すべきであると感じています。

さらに、デジタル化社会という新しい時代との共存も、人と人の繋がり“絆”のあり方を問う新しい地域共生社会を考える機会にしたいと考えております。

依然、新型コロナウイルス感染症の先行きは不透明ですが、ここ数年コロナ禍で大会中止が相次ぐ中、3年ぶりの開催にこぎつけられた前回兵庫大会の勇気と努力に敬意を表し、宮城大会も兵庫大会の意志を引き継ぎ準備に取り掛かってきました。

全国の老健で働く皆様との“絆“を深める意味を込めて、多くの方々に宮城県へお越しいただける大会にしたいと切望しております。宮城の地で従前の盛り上がりを少しでも取り戻すべく活気ある大会にしたいという想いであります。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。宮城でお会いしましょう。

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